ブレイクアウトルームは、オンライン教室に不可欠な要素ですが、講師と学習者がブレイクアウトを魅力的で生産的なものにするための適切なツールを持っている場合にのみ利用できます。本日、Classアプリ上で強化されたブレイクアウトルームがリリースされることを発表します。
この強化されたブレイクアウトルームでは、Classに登録されている講師が以下のような内容を実行できます。
- すべてのブレイクアウトルームを一度にまとめて表示する。
- ブレイクアウトルームでのアクティビティを同時にモニタリングする。
- 個々のブレイクアウトルームグループ間でチャットメッセージを送受信する。
- 特定のブレイクアウトルームでWebページ、動画、およびファイルを共有する。
- 個々の授業アクティビティや研修アクティビティを特定のブレイクアウトルームに立ち上げる。
実際の教室では、学生はグループに分かれて共同作業を行い、講師は休憩時間に学生と1対1で対話を実施します。講師は教室内を巡回し、グループディスカッションに飛び入り参加します。この環境をオンラインとZoomに導入するため、ブレイクアウトルームの機能を強化し、すぐに使用できるようにしています。

グループでの共同作業とグループワークは、現在および将来のユーザーが重要視する、学習者のモチベーションの向上、アクティブラーニングの推進、重要な批判的思考、コミュニケーション、および意思決定スキルの開発に有効であることが示されてきました。
Classのアドバイザリーボードのメンバーであり、メリーランド州アレガニーカレッジの教育・学生担当上級副学長のKurt Hoffman博士は、「Classでこの機能がオンラインで提供されるのは、オンライン教室をすべてのハイブリッド学習環境およびオンライン学習環境でシームレスに動作させるための取り組みの自然な拡張です」と述べています。
まさに学校が再開される季節に合わせて、新しいブレイクアウトルームの機能を活用することで、講師はオンライン教室およびハイブリッド教室での共同作業を促進する最も効果的な方略の1つを実装できます。
この新しい機能は、バーチャルオフィス環境の普及に伴い、世界中の従業員とつながり、関係性を深めるための企業内研修プログラムにも不可欠なものです。ブレイクアウトルームの機能と特徴を強化することで、講師や従業員が対面環境と同じように効率的に仕事に取組み、協力する機会を最大化できます。
Classのアドバイザリーボードのメンバーで、BlueShorの創設者兼代表であり、McKinseyの元チーフラーニングオフィサーでもあるMarcia Nuffer氏は、「多くの企業が職場復帰のシナリオを描く中で、オンライン研修は非常に効率的かつ効果的であり、もう以前の状態には戻れないと多くの人が感じています。多くの人材開発プログラムでは、ワークフローと共同作業を強化するために、従業員を小さなグループに分けます。Classが新たに開発した、強化されたブレイクアウトルームは、オンライン研修と対面型研修のメリットを融合させ、従業員同士のつながりやコミュニティを推進することができます。これにより、社員のスキルを向上し、優秀な人材を維持できるようになります」と語っています。
Classが、この新機能を講師や学習者にお届けできることをとても嬉しく思います。より詳しくお知りになりたい方は、デモをお申し込みください。